●携帯電話の電磁波は危ない?
![]()
3G基地局が急増 住民とトラブル多発--国に設置規制要望へ
動画のやり取りも可能な第3世代携帯電話(3G)の基地局急増に伴い、住民と携帯電話会社間のトラブルが全国で少なくとも200件以上起きていることが、市民団体「電磁波問題市民研究会」(事務局・千葉県船橋市)の調べで分かった。
基地局から放射される3Gのマイクロ波(電磁波の一種)は人体への影響がより強いとの研究報告があり、住民が健康被害を訴えるケースも出ている。
このため国に設置規制などを求めようと、京都弁護士会は今月中にも、日本弁護士連合会に要望書を提出する。
総務省移動通信課によると、基地局は全国に8万5792局(昨年12月現在)ある。
設置に関する国の規制はなく、盛岡市など一部自治体が条例などで規制しているが、無秩序に増え続けているのが現状。
基地局のマイクロ波について、同省は「環境健康基準値内で人体への問題はない」としている。
しかし、長期被ばくの十分な研究データがないうえ、フランスやオランダなどでは人体への影響を示す研究が報告され、世界保健機関(WHO)も08年ごろをめどに新基準値を発表する予定だ。
同プロジェクト座長の山崎浩一弁護士は「安全性の検証が追いついていない現段階では、基地局の設置場所については慎重な姿勢を取るべきだ」と話している。
(以上、全文は毎日新聞へ)
うむ、電磁波は危ない……という話ばかりなので、ちょいとですね、電磁波の危険性について調べてみましたよ。
まず、上記ニュースにおいて、携帯電話から発せられる電磁波がどうなのかってーと、
携帯電話基地局
携帯電話から出るマイクロ波を受信、中継する役割を果たし、数キロの範囲をカバー。
携帯電話端末と定期的に交信するため、基地局自身もマイクロ波を発信している。
郊外や住宅地では高さ30~50メートルの電波鉄塔型、都市部ではビル屋上に設置される型が多い。
形状は第2世代までと同じだが、放射される周波数は、第1、第2世代が0.8ギガヘルツ帯と1.5ギガヘルツ帯だったのに対し、3Gは2・0ギガヘルツ帯と、より強力になった
と、このように注釈されておりまして、周波数が高くなっているから強力になり、人体にも有害なのではないかと言われているのです。
大体ですね、今、代表的な電磁波の周波数帯を調べてみると、以下のようになります。
800MHz帯
PDC(NTTドコモ)
CdmaOne(au)
1.5GHz帯
ツーカー各社
J-フォン
NTTドコモシティホン
1.9GHz帯
PHS
2.0GHz帯
第三世代携帯電話
CdmaOne2000
FOMA(W-CDMA)
Vodafone Global Standard
2.4GHz帯
IEEE 802.11b/g
Bluetooth
電子レンジ
アマチュア無線
5GHz帯
IEEE 802.11a
地球探査衛星
気象レーダー
高速道路のETC
……と、上記のようになっているんですね。
ここで、第三世代「3G」と言われている、FOMAやauが危険だと言われている論拠にですね、電子レンジの周波数帯2.4GHz帯と近いから危ないと言っているわけです。
しかも、上記市民団体および、毎日新聞の論拠を見てみると、周波数帯が高ければ高いほど電磁波の影響は強力であり、人体に有害であるということなのです。
で、俺が知る限り、人間というのは生まれたときから24時間365日、これらの周波数帯とは比較にならないほど強力な電磁波にさらされているのですよ!
しかも、メガだのギガだの、そんな生やさしい電磁波ではない!
そう、その周波数帯は3テラヘルツ!
3テラですよ、テラ!
1000メガ=1ギガ、1000ギガ=1テラ、ということでね、ようするに現状の携帯電話の約1000倍もの強力な電磁波を、俺たち人間は毎日常に浴びて生活しているということになるのです!
しかも、その3テラヘルツの電磁波は、全く持って有害なのです!
見続けていれば、確実に視力は落とします!
浴び続けていれば、皮膚にガン細胞を発症させる可能性すらあります!
この、誰もが気づかないうちに浴びている3テラヘルツの電磁波というのは、携帯電話などとは比較にならないほど強力かつ、確実な有害性をもっているのです。
にもかかわらず、どうして誰も、この3テラヘルツの電磁波に対して文句を言わないのでしょうか?
携帯電話や無線LANていどの周波数帯で危険だ有害だ毒だと騒ぐのであれば、もっともっと高い周波数である3テラヘルツの電磁波なんか、確実に人間を死に至らしめる可能性すらありますよ。
その、3テラヘルツの電磁波の正体!
それは可視光線です!
太陽の光、プリズムを通せば七色に分解されますよね?
人間の目に見える光、これは周波数にすると3テラヘルツもの周波数帯になるのです。
ようするに、上記市民団体の言っていることをそのまま信じるのであれば、人間にとってもっとも有害なのは、携帯電話の周波数帯の1000倍もの周波数帯である、光そのものが有害だということになるんじゃないかと、俺は思うのであります。
ちなみに言っておくけどね、電磁波と言うと、電波はもちろんのこと、放射線や可視光線、赤外線まで含んじゃうんですよ。
じゃあ電波ってなにさってなると出てくるのが、電波法。
法律なんですよね。
日本の電波法という法律によると、3000GHz以下の周波数の電磁波を、電波としています。
誤解のないように言っておきますが、俺は家電製品から発せられる電磁波が、全く人体に影響がないとは思いません。
やっぱりなんらかの影響はあるんじゃないかなーと思ってます。
だけれども、上記ニュースに出てくるような、悪質な市民団体などのカルト集団に騙されちゃいけません。
周波数帯が高ければ強力になり、人体に有害だなんて論法を信じたら、俺が言うように、3テラヘルツ以上の周波数帯に属する可視光線や赤外線はどうなっちゃうのさってことになりますからね。
皆さんも、上記のような詐欺団体には気をつけましょうね。
では最後に、本当に電磁波って健康に影響あるの? って方のために、かき集めてきた参考サイトをどうぞ。
俺みたいなのが説明するよりも、以下のサイトに目を通してくれた方が現状が分かりやすいと思います。
……まぁ、ぶっちゃけ、今のところは何にもワカンネーってのが結論なんだけどねヽ(´Д`;)ノ
参考:電磁波問題市民研究会
これが今回、電磁波問題を提起している団体のホームページです。
アヤシサ爆発!
参考:日本赤軍の捜査に名を借りた 無差別の市民団体に対する捜索押収に 抗議する市民団体共同アピール
アヤシイと思っていたら、なんだか公安にも目をつけられていらっしゃるようで(・∀・;)
「URL」に注目です。
参考:電磁波とは?
そもそも、電磁波ってなんだろうという解説です。
参考:病院内での携帯電話を、全面解禁
最近では、病院内で携帯電話の使用を認めるところも出てきました。
参考:総務省、携帯の医療機器への影響を調査~CDMA方式は影響範囲狭
なんでも、旧来の携帯電話よりも、最新式の第三世代携帯(3G)の方が、医療機器など外部に対して及ぼす影響が小さいのだそうです。
そういえば、これだけ携帯電話が普及しても、未だにペースメーカーが乱れた事故というのを耳にしたことがないのは不思議ですね。
ちなみに、日本の携帯電話方式に比べて、海外のGSM方式の方が出力が高いため、危ないのだそうですよ。
参考:「ガソリンスタンドでの携帯着信で火災」の真相は?
これは、携帯電話のマイクロ波が、ガソリンに着火して火災を引き起こしたという都市伝説に関しての調査報告です。
まぁ、やっぱり都市伝説でしたと、そういうことみたいです。
参考:携帯電話の電磁波の危険性、いまだ証明できず(上)
で、結局はこうなんですよね。
電磁波の危険性というのはずっと訴えられていますが、今のところ科学的には証明できていませんし、病気の発症率との因果関係も認められていません。
今のところは、ね。
参考:電磁波無害論
大体の場合、論争の原因になる電子レンジと携帯電話の電磁波の類似性なのですが、一応、このサイトの一番下に書かれています。
それ以外にも、ここには様々な記録がありますので、一読してみる価値はあるかとおもいます。
参考:DHMOに反対しよう
最後に、科学ネタのジョークページのご紹介です。
ジョークといってバカにするなかれ。
非常に面白いので、是非一度ごらんください。

コメント
マイクロ波は実は1.5GHzぐらいが一番加熱効果が高かった気がします。
日本では電波法の絡みだかなんだかで2.4GHz付近になったとかどうだとか。
はっきりしなくてゴメンナサイ。
Posted by: すずめ | 2005年03月29日 23:22
すずめさん>
なるほど~、となると、ウチのTu-kaなんか最も危険な携帯電話になるわけですね!
さすがTu-ka! 熱い男の持つ携帯!
280馬力の自主規制みたいなものなんですかねぇ……
ヘタすると、海外の電子レンジなんか超強力だったり!?
ともあれ、有益な情報ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。
Posted by: POO | 2005年03月31日 00:01
ペースメーカーについてですがおもしろい記事があります。
「ペースメーカーと携帯とネットと差別」を検索するとわかります。
個人的な感想ですが…。
公共機関はペースメーカーは取り上げて
補聴器は取り上げないのは変な話ですね…。
Posted by: 岩鳥 | 2005年03月31日 20:44
岩鳥さん>
「ペースメーカーと携帯とネットと差別」の記事、大変面白かったです。
確かに、携帯電話とペースメーカーの関係というのは不思議な物で、国民総携帯電話時代と言っても過言ではないのに、事故の報告が一件もないんですからね。
日本に限らず、世界的に見ても、事故の報告は全くないわけでして。
まぁ、ぶっちゃけ、うるせーから話すなってことなんだと思ってますけどね、俺は(・∀・;)
補聴器!
ああ、確かに補聴器には影響出るでしょうね。
通話中の携帯電話をテレビに近づけるとゴーストが出るように、ハウリングが間違いなく起こるでしょうし。
人間の体を支えるための大切な物でありながら、どうして話が出ないんでしょうねぇ。
死なないから、なのかなぁ、やっぱりヽ(´Д`;)ノ
Posted by: POO | 2005年04月04日 00:58
単純に周波数が高くなっているから危険といえるか
わかりませんが高いのにも低いのにも危険なもの
はあると思いますが
10^18Hz エックス(X)線
10^2Hz 高圧送電線
Posted by: Anonymous | 2005年06月09日 11:42
世間で「電磁波の危険性」が色々言われる機会が増えた様に感じます。NEWS@POOの
本年3月28日の報告も、参考になりました。
その後勉強熱心な方々からのご意見もあり、
勉強させて頂いています。2~3分からない事がありまして、ご指導頂ければ幸いです。
(1)加熱効果で解説頂いた<すずめさん>
によると、本当は1.5GHzが電子レンジ向きなのに、別の理由で2.4GHzに決められた
との事。この加熱効果に付いて、物体の表面から温度が上がる場合と、芯からの場合とあると思います。電磁波では後者の現象と理解
しています。携帯電話を脳に近い所で使う訳で、長く使っていれば、電子レンジ効果が長引く訳で、脳の中心から料理されている感じでしょうか?一般の電子レンジによる料理は、携帯電話で話すより短いと思いますが、例えば
15分位話していると、どれ位の加熱効果になるのでしょうか?それを繰り返す事は人体に影響が無いと言えるでしょうか?
(2)電子レンジも送電線も同じに論じるのは
暴論かも知れませんが、波形はHzに従った
単純波形だろうと思います。携帯電話の電磁波は複合波形<変調>です。同じHzの場合
脳に対する影響力はどちらが大きいでしょうか?同じでしょうか?
(3)ペースメーカーが補聴器と同じに論じ難い
理由が有ろうかと思います。心臓ペースメーカーは、影響を受けて気分が悪くなっても、自分で取り外せません。補聴器は不都合ですが自分で取り外す事が出来そうです。だから論じる必要がないといっているのでは有りません。
危険度の問題として、別々に論じるべきと思います。
(4)携帯電話の電磁波による危険が無ければ、乗り物の中で、余程知ったかぶりの車掌が「携帯電話使用をご遠慮ください」等と言うべきではない。そんな程度のマナーを押し付けるべきではない。偏狭な真面目人間は、
その為に電車の中で注意して、喧嘩になったりしている筈です。これ程情報化社会と言われ、データ通信さえ携帯電話で対応できる機能になるのに、山手線はトンネル内だけでな
く、原宿ー渋谷間の高架の下でも通じません
でした。切れてしまいます。田園調布線でも
そう言う区間がありました。中国自動車道
では、頻繁に出くわすトンネル内で、通信が
切れます。日本は情報後進国です。
下らんマナーの押し付けは止めてくれ、と言いたいのですが、「予防原則」から言えば、危険性が有りそうなものは「安全性が証明されるまで」使わないと言う事にすべきでしょう。
或は、安全が保証されている周波数帯に
規制するべきです。スエーデンの規制は、
日本の100倍以上厳しい物です。中国は日本と同年同月に規制を設けましたが、日本の30倍以上厳しい基準です。
WHOの規制基準制定に反対し、最も緩い
規制を要求しているのはアメリカと日本です。
然し、アメリカでは高圧線の近くにある学校から親が子供を転校させるケースさえあります。
EU諸国は凡そ20歳未満の者には携帯電話
を使わせない様に次第に規制を強化しています。日本だけがエスカレートしている様に見えますが、この点、もう少し数値を交えて、解説して頂ける方が居られましたらご教示下さい。
宜しく。
Posted by: Hot-Tent | 2005年11月20日 19:15
ちょっと旅にでて、大きな送電線が気になったので、ブログの最後にPOOさんの記事のサイトいれさせてもらいました。
Posted by: はじめまして♪ | 2006年04月30日 02:21
>マイクロ波は実は1.5GHzぐらいが一番加熱効果が高かった気がします。
違いますよ。10GHz以上のところにピークはあったはずです。といっても鋭いピークではなくだら~っとした吸収曲線です。
しかしあまり吸収されやすいと物体の表面ばかり温めてしまいますから、使えません。だから適度に内部まで温まる数百MHz~数GHzだったらなんでもいいんですよ。
2.4GHzは電波法で比較的自由に使える周波数帯(ISM帯)というだけで選ばれた値です。同じように免許なしで使える通信である無線LANと重なったりしているのはそのためです。水にとっては特別な周波数ではありません。アメリカには同様に空いている800MHz付近を使う電子レンジもあります。
Posted by: ほえ | 2006年12月29日 22:12