●おかずが多いと妻を殺す。
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おかず品数で口論、妻殺害 札幌の80歳男を逮捕
札幌・豊平署は18日、妻の首を絞めて殺害したとして殺人容疑で札幌市清田区北野四条、無職青鬼良文容疑者(80)を逮捕した。
青鬼容疑者は「妻に食事のおかずの品数が多すぎると文句を言ったことから口論となり、かっとなって殺した」と容疑を認めているという。
調べでは、青鬼容疑者は16日夜、札幌市の自宅1階の台所で妻の節子さん(73)の首をタオルで絞めて殺害した疑い。
青鬼容疑者は、妻を殺害した翌日の午後、遺体を火葬しようと清田区役所を訪れ、「妻が死んだので手続きしたい」と職員に相談。
職員が事情を聴こうとしたところ、青鬼容疑者は気分が悪くなったため職員が119番通報。
同容疑者は救急隊員に節子さんの遺体が自宅にあることを告げたという。
(以上、共同通信より)
ええと、その、上の画像には他意はありませんよ、エエ(・∀・;)
上記ニュースを読む限りではよく分かりませんが、おかずが多かったから怒ったというのは、ちょっと不思議な気がしちゃったりします。
少なくて怒るならまだしも、多かったら喜びそうなものですよね?
で、俺が思うに、このおばあちゃん、相当、食べ物に関してルーズだったんじゃないかと……
いやね、俺は以前、4年間ほど、父方の祖母と二人暮らしをしたことがあるんですよ。
祖母には、4年間、俺の身の回りのお世話なんかもしてもらっちゃったり、東京大空襲の話をしてもらったり、戦後の闇市の話をしてもらったり、面白い話をいっぱい聞かせてもらいながら、仲良く暮らしていました。
まー、今はちょっと離れちゃってますけどね。
で、それはいいんですが、この祖母ね、料理はうまいし、俺の食べたいもの作ってくれるしで、ホントにいい祖母だったわけですが、食べ物に関してはすごいルーズなところがあって。
まずね、賞味期限を気にしないのね。
賞味期限が1ヶ月すぎようと半年すぎようと一年すぎようと、気にしませんから。
冷蔵庫の中でね、チューブ入りワサビが乾燥していた姿を見つけたときは爆笑しましたよ、ホントに。
で、気にしない上に、平気で食卓に並べるんだなぁ、これが。
どろ~りと中々たれてこないソースとか、白いナニカがうごめいている醤油とか、さびついている缶詰とか、色々と面白い発見がありました。
そういう状況ですからね、俺が食中毒になって倒れるのも必然というもので。
あれは確かね、カキフライを食べたときだと思うんですけどね。
食べた時はなんともなかったんですが、すぐに強烈な痛みがやってきまして。
トイレで立ち上がれなくなって、ヤッベェこれはマジでヤベェぞなんて思っていると、さすがに祖母もあんまり俺がトイレから出ないものですから、心配してやってくるわけです。
で、俺はもうあのカキだ、絶対――なんて思っていた物ですから、
「ばあちゃん、あのカキっていつのよ?」
「ん~、このあいだ買ったばかりだけど?」
このあいだってのが怪しいんだよ、このあいだっていうのが!?
ばあちゃんのこのあいだって、一ヶ月単位じゃん!?
もうやめてマジデ! 俺が冷蔵庫管理するから! 俺が賞味期限全部確認して切れてる物はすぐに買い直すから!
なんてことがきっかけで、祖母と暮らしていた4年間は、俺が冷蔵庫の中を管理する係になりました。
で、俺が食中毒になったって話を聞いても、家族一同、
「あー、やっぱり」
なんて冷静に驚きもしませんでしたからね。
ってゆーか、息子のピンチだろ!? もっと真剣に心配しろ!( ´Д⊂ヽ
まぁウチの祖母が多少痴呆が入っているとかそういうことなのかもしれませんが、ともかく、どうも食べ物の管理ということに関して、たまにルーズな人はいるということです。
なので、このおばあちゃんも、
1日目:今日の夕食
2日目:今日の夕食+1日目の残り
3日目:今日の夕食+1日目の残り+2日目の残り
4日目:今日の夕食+1日目の残り+2日目の残り+3日目の残り
5日目:今日の夕食+1日目の残り+2日目の残り+3日目の残り+4日目の残り
6日目:今日の夕食+1日目の残り+2日目の残り+3日目の残り+4日目の残り+5日目の残り
なんて感じで、延々とおかずが増えていく無限増殖モードに入っていたのかもしれません。
そうなると、おじいちゃんがキレるというのも分からないではないです。
しかし、それにしてもおかずで殺人事件とは、珍しいと思って調べてみたんですが――
日本の、それも戦後に起こった殺人事件を振り返ってみても、意外とですね、上記ニュースのような食べ物にまつわる些細な事件というのはあるんですね。
以下、手持ちの資料からそれっぽいのをご紹介。
ナメコ汁を作られたので妻を殺害
1982年、昭和57年、新潟県村上市で、村上営林署職員の高山武夫(52)は、妻である千代子(49)を口論の末に殴殺。
きっかけは、武夫が近くの山で採取してきたナメコを、妻が勝手にナメコ汁にしてしまったことが気に入らなかったからだという。
サラダを買ってこなかったと暴れた夫、殺される
1986年、昭和61年、東京都調布市で、同市に住む主婦の新井知子(37)は、夫で会社員の敏夫(50)を包丁で刺殺。
きっかけは、夫に頼まれ、サラダを買ってきたのだが、夫は3パック頼んだのに、なぜ1パックしか買ってこなかったのかと激しく暴れたことに、妻が包丁で応戦したとのこと
お菓子買ってきてと言われ、姉を殺す
1984年、昭和59年、長崎県福江市で、中学2年生の岩本勉(13)が、姉の高校2年生康子(17)を殴殺。
きっかけは、姉の「お菓子買ってきて!」という言葉だったそうだが、姉の態度に腹が立ち、弟は感情にまかせて殴り殺してしまったという。
……と、これ以外にも探せば意外とあるもので、いつの時代も食べ物の恨みは根深いようです。
俺はミステリー小説が好きで、それがきっかけでこの手の事件に関する情報を仕入れたりスクラップしてたり、今じゃこうしてサイトを開いていたりするわけですけど、現実の事件ってのは、ものすげー単純なことが多いのね。
やっぱさ、小説にしろ映画にしろドラマにしろね、こういう殺人事件の背景には、複雑でやむにやまれぬ事情があったんだろうなぁと考えながら見ていくのが普通だと思うのですよ。
それがね、いくらなんでもおかずが多かったから……なんて言われても、読者や視聴者は納得しませんよね(・∀・;)
なんていうか、現実っていうのは、偶然が連続して起きることが許されていますからね。
それとは違って、物語の中では、基本的に偶然が連続するというのは、許されませんから。
もちろん、全部が全部ダメなんてわけじゃないけど、都合良くねぇ? なんて視聴者に感じられてしまうような偶然はよろしくないんじゃないかと俺は思うわけです。
……と、頑張ってはみたのですが、38度も熱があるとさすがに文章がまとまらないということが、今日最大の収穫ではないかと思います。
申し訳ない、寝る!

コメント
これはPOOさんのおかずですね…
Posted by: なりけん | 2005年03月19日 20:33
なりけんさん>
でも、こういう「おかず」を使用しているところを見られたら、つい刺したくなっちゃうかも(´ε`*)エヘ
Posted by: POO | 2005年03月20日 22:59
判決が出ましたよ。(´Д`;)
ttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051101&j=0022&k=200511010195
うーん…やるせないなぁ…。
Posted by: 百鬼 | 2005年11月01日 17:09