●新しいテレビで迷ってるんだけど……
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最近、リビングに置いてあるテレビの劣化が激しいんですよ。
最初は少し暗いかなーって程度だったんですけど、最近じゃ明度とコントラストいじくっても暗さが治らないし、リモコンの反応も鈍いのです。
リモコン押してもなかなかチャンネルが変わらずに、あーもうといいながら、近づきつつチャンネルを押していくわけですが、結局テレビの前に来るまでチャンネルは変わらないんです。
最初はね、リモコンの電池寿命かなとも思ったんですけど、新しい電池にしても、大して変わらないわけで。
そうなると、おそらく受光部になんかあるんだろうなぁってわけでして。
つかまぁ、そのリビングに置いてある25インチのテレビ、製造日のシールには「94.8」って書いてあるわけで、ちょうど10年くらいですか。
そろそろ買い換えてもいい頃合いなのかもしれません。
で、母親もドラマを見ているときに、薄暗い場面とかだとほとんど俳優さんの顔が見えないとか言い出してきて、ウチの中で新型テレビを期待する声が高まったのです。
俺が個人的に一番欲しいと思ったテレビは、ソニーの地上波デジタル対応ハイビジョン「KD-36HR500」なんです。
これね、ご近所の方が今年買いましてね、画面見せてもらったんですよ。
もうね、感動した。
すごかった。
俺が見たのがBSデジタルだったと思うんですけどね、もう本当に画質違うのね。
出てくる人の毛穴まで見えちゃう、そんな勢いのある画質だったんです。
で、新型テレビをウチで買うならこれだろうと、俺はずっと思っていたんですけども。
母親にそう進言しましたところ、薄いのがいいと。
重量100キロもあるようなテレビ、ウチに置けるわけがないと、ただでさえ狭いリビングをこれ以上狭くしてどうするのかと、そう言われてしまったわけです。
しかし、画質は最高ですよ。
値段だって、もはや20万円切るくらいが標準ですよ。
場所さえ許せば、これ以上ゼイタクなテレビはないはずなんだけどなぁ……。
しかし、弟も彼女も、せっかく新しいテレビ買うのに、そんなバカでかいテレビ買ってどうすんだよと、こういうわけですね。
結局あれですか、皆さん薄型がお望みですかそうですかと、ブラウン管を推していた俺は多数決により惨敗いたしました。
で、しょうがないので、薄型テレビならどこがいいんだろうなぁという調査を、今日はずっとしていたわけでありまして、一応、ここにまとめておこうと思います。
もしかしたら、薄型テレビ買おうかなって考えている人の参考になるかもしれませんし。
液晶 (シャープ、ソニー寒損)
40インチまでと思われていたのが技術革新で上のサイズも低消費電力・画質UP・激しい動きが苦手といわれていたが克服?
高解像度・低価格化が進み次世代テレビ最有力?プラズマ (日立、パナ、パイオニア)
40.インチ以上の大型に向いていて、液晶と住み分けられると思われていたが、液晶に駆逐される?
いまでもHD対応のものがない。リアプロ (ソニー、サンヨー、エプソン)
安い。技術革新で復活。昔のイメージを払拭できれば主流になる?SED (東芝キャノン)
ダークホース?よく知らね!(以上、2ちゃんねるで見つけたまとめみたいなもの)
で、まず画質の面から見ていきたいと思います。
ぶっちゃけね、いろいろなサイトやニュースを見て回って出た結論というのが、ブラウン管が一番イイということなんです。
……いやま、そういっちゃおしまいなんですけど、現在、薄型テレビの主流として、国内では液晶とプラズマの二種類がありますよね。
このどちらも、結局のところ、画質ではブラウン管に勝てないそうなんですよ。
特に、俺が液晶とプラズマの画面を見て一番気になるのが、ブロックノイズのようなものが目につくことなんです。
これは圧縮ノイズと呼ばれるものなんだそうですが、ブラウン管の独特の甘さに比べて、液晶やプラズマはクッキリハッキリ見せてくれるため、動きの激しい映像などではどうしても現れてしまうものなんだそうです。
どうやら薄型テレビを選ぶ以上、逃れられないワナのようです。
しかしね、ブラウン管は薄くなれないのです。
どうしても場所が必要だし、重量も気になってしまうのです。
省スペースで大画面を求められている今、現在の二大潮流である、液晶かプラズマか、選ばなくてはならないのです。
画質がブラウン管に劣るのは、もはや宿命である以上、少しでもイイモノを選びたいと思うわけで。
そんなとき、俺の前に現れたのが、このニュース。
SEDは電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)の一種で、基本的な発光原理はブラウン管ディスプレイ(CRT)と同じ。CRTの電子銃に相当する電子放出部を、ディスプレイの画素数の分だけ並べることで薄型化を実現した。自発光型のため、液晶ディスプレイ(LCD)に比べて輝度が高く、鮮やかな色が再現できるほか、視野角が広いといったメリットがある。また、消費電力はプラズマディスプレイの3分の1、LCDの3分の2程度で済むという。
参考:「究極の薄型ディスプレイ」:キヤノンと東芝、新型ディスプレイ「SED」を公開
参考:キヤノンと東芝、SED方式の新薄型ディスプレイ事業を共同立ち上げ
参考:CANON、CRT並みの画質を大画面・薄型で実現するディスプレイ
参考:スタートは遅いが2010年には世界トップ・シェアをとる
ホォーって感じのニュースじゃないですか!?
凄いですよね、原理はブラウン管と同じようなものである以上、ブラウン管の画質を十分に引き継ぐ可能性が高いんじゃないかと思うのです。
しかも、来年の春には市場に出すっていうんですから、今すぐ買うんじゃなくて、このSEDを待ってもいいんじゃないかなぁって思いはじめていたんですが!
液晶/DLP/LCOSなどマイクロデバイスを使ったリアプロTVが、米国で昨年から大ヒット商品となっている。CRT管を使った従来のリアプロTVに比べて画質面で大幅に向上しただけでなく、本体サイズもCRT方式に比べて非常に薄型・コンパクトでスタイリッシュになっているのが人気の秘密だ。このリアプロTVに以前から積極的に取り組んでいるのがソニーだ。
“グランドベガ”の愛称でリアプロTVを全世界展開する同社は、国内でも42/50/60インチという大画面リアプロTVをラインアップ。同サイズのプラズマテレビよりも半分以下の価格で迫力の大画面環境が手に入るコストパフォーマンスから、映画ファンなどに根強い人気を博している。
参考:「国内市場には必ず戻ってきます」――ソニーのリアプロTV戦略
参考:ソニー、フルHD対応70型SXRDリアプロTVを米国で発売
参考:動き始めた“夢の表示デバイス”――ソニー「SXRD」
参考:ソニーが液晶テレビとリアプロ・テレビに集中する理由
(・∀・;)
な、なんかまた俺のよく知らない新しい規格があるんですねとなってしまったわけです。
でも、このリアプロ方式の薄型大画面テレビっていうのは、結構昔からあって、アメリカをはじめとする欧州なんかじゃこっちの方が主流になっているそうなんですよ。
今まではね、明るさとかに弱点があったそうなんですが、ソニーがやってくれちゃいましたと。
すんげぇ画質のすんげぇリアプロテレビをアメリカ市場で売りに出して、爆発的ヒットを飛ばしちゃってるみたいなんです。
しかも安いみたいなんですね。
プラズマの半値くらいで、画質はプラズマ以上と。
これってさぁ……アリなんじゃないの!?
でも、このリアプロ方式にも弱点があるみたいで、結局はプロジェクターを内部に搭載しているわけだから、ランプに寿命があるみたいなんです。
この辺がどうなんだろうね?
すっごい興味津々なんだけど、ランプが高かったらイヤだよねぇ。
どちらにしろ、まだ国内市場には出てないみたいだから、国内で売り出し始めたら情報も出そろうでしょうね。
液晶とプラズマ、どっちにするべかなーっとネットで調べ始めていたら、もうどんどん新しい規格が生まれてるんですねぇ。
驚きました。
でもさでもさ、ソニーのリアプロにしても、東芝キヤノンのSEDにしても、今すぐ手に入るわけじゃないんだよね。
一年くらいなら待つけど、SEDにいたってはまだ市場で流通すらしていないわけで。
そうなると、やっぱ結局は液晶かプラズマから選ばなくちゃいけないんだけど……
以前ね、うちでも液晶の価格が来年は暴落するってエントリーを書いたんだけど、価格的にはやっぱり液晶が有利みたいなんです。
日本韓国台湾の企業がしのぎをけずってるわけだから、薄型テレビじゃ一番熱い規格なのかもしれません。
で、さらにね、液晶にはまだまだ画質を向上させる技術がありまして……
日本ライツが開発した32型LEDバックライトは,RGBの3波長方式である。160個のLEDを4列に並べ,その上に導光板や光学フィルムを置く。色再現性はNTSC比143%を実現している。さらに,バックライト・ユニットのケースに穴を開けて放熱性を高め“ファンレス”を実現している。バックライト・ユニットの厚さは50mm以下に抑えているという。
参考:大型液晶テレビ向けLEDバックライト,技術・ビジネスで進展
LEDバックライトを使うことによって、今までの液晶よりも、ぐっと深みのある色合いを表現できるようになるというのです。
しかも、現在、液晶テレビの弱点と言われている、バックライトの寿命も、LEDを使うことによってほとんど半永久的に動作するっていうんですから、素晴らしいですよねぇ。
酸化亜鉛は、化粧品の紫外線カット成分や、タイヤを固くする添加剤など幅広く使われる工業化学品。電気を通すため、絶縁体の窒化ガリウムを素材とする青色発光ダイオードより構造も簡素化できる。さらに消費電力は10分の1で済み、寿命は10倍になるという。川崎教授は「原料が安くて構造も簡単なので、発光ダイオード生産に応用すれば、生産コストが削減できる。3年後をめどに実用化させたい。さらに、高性能DVDの開発も期待できる」と話している。
参考:青色発光ダイオード 酸化亜鉛素材に開発 東北大金研
しかも、追い打ちをかけるかのように、こういうコスト削減、寿命が10倍なんていうニュースがくっついてくるわけですから、これからはLEDバックライトの時代になることは間違いないと思うのです。
すでに、SONYは、高級志向のクオリアブランドで液晶テレビを発売していますが、そちらではこのLEDバックライト方式が採用されています。
ただ、SONYのLEDバックライトは、これまでの難点とされていた「LEDの熱」問題が解消されていませんので、冷却のためにファンが搭載されているようです。
しかし、LEDバックライトが実現されれば、45インチで60ワット程度の消費電力、60万時間超の寿命と、画質も向上するしで液晶テレビが相当に強まることは間違いないようです。
参考:SONY「クオリア」
参考:LEDバックライト搭載の液晶テレビ「QUALIA 005」発売
参考:液晶パネル・メーカー、バックライトを使い分けて製品展開へ
このように、液晶テレビにはイイニュースが盛りだくさん。
現状ですでに、フルHD画質(1920x1080)が実現されている上、今後、画質の向上、コストの削減、消費電力低下とまさに次世代のスタンダードに向かって行っているように見えるのは俺だけですかねぇ?
参考:Sharp、フルスペックハイビジョンパネル搭載の液晶アクオス
一方、プラズマテレビ。
一方、家庭向けプラズマテレビでフルハイビジョン対応をうたった製品は今のところ登場していない。参考:“フルHD”の落とし穴――プラズマテレビはリビングに不向き?各社がリビング向けとして提案する37~50V型のプラズマテレビはハイビジョン対応モデルでも720pまでで、松下電器産業が5月のVIERA発表会でお披露目した民生用最大の65V型も、ハイビジョン対応ながら解像度はWXGA(1366×768ピクセル)どまりだった。
6月14日の新製品発表会でシャープの技術者にこの点を聞くと「小さい画面サイズからスタートした液晶は、もともと画素を細かくする技術を積み重ねてきた。一方、当初から40インチ以上の大画面テレビを目指していたプラズマは、画素が大きく作られている。仮にフルハイビジョンに対応するため画素を小さくする(高解像度化を行う)と、プラズマの放電が安定しなかったり輝度が低くなるといった問題が発生する。まったく不可能ではないが構造上/物理的に難しいのだ」と、自発光型プラズマテレビの構造自体がフルハイビジョン化を難しくしている点を指摘する。
と、このように、これから地上波デジタルでハイビジョン放送が花開く時代に向けて買おうとすると、プラズマテレビでは対応しきれていないというんですね。
しかも、今後もなんらかの技術的ブレイクスルーが無い限り、プラズマではリアルハイビジョンには対応できないと。
前述した液晶やプラズマについてまわる、圧縮ノイズも、現行のアナログ放送だから酷いのであって、ハイビジョン放送などの高画質な映像なら、ほとんど気にならなくなるそうなのです。
そうなったとき、高価なプラズマテレビを買ったのに本当の画質を味わえないというのは、ちょっとガッカリかなぁと思うんですよねぇ。
東芝やソニーがプラズマテレビから撤退したってニュースは、もともとあんまり力を入れてないし、シェアも取ってないメーカーだから、しょうがないとは思うんですけども。
あまりにも、プラズマテレビにイイ情報が無いのよね。
さらに言えば、65インチサイズでパネル解像度が50インチVIERAと同じ1,366×768ドットという720p解像度というのも価格と画面サイズからすれば少々残念なところだ。
「なぜ65インチで1,366×768ドットなのか」という質問を担当者にぶつけてみたところ、「PDPのような自発光のディスプレイ機器は画素密度を上げれば画素サイズが小さくなるので発光効率が落ちて暗くなる。65インチという画面サイズを考えた場合、1,366×768ドットという解像度は、得られる明るさとしてのバランスがよかった」という。実際、カタログスペック表には書かれていないが、その甲斐あってTH-65DX300はコントラスト比3,000:1、最大輝度は1100cd/m2を達成できているという。さらに200万円超の65インチだからこそ、リアルHD(1,920×1,080ドット)対応が欲しかった、という筆者の意見に対しては「65インチサイズと言うこともあってリアルHD解像度対応への要望はたくさん寄せられているのは理解している。現行技術のままでのリアルHD化はどうしても暗くなってしまいPDPの旨味が訴求できない。パナソニックでは画素セルに塗布する蛍光体や、封入する希ガス素材などの研究による技術ブレークスルーを探求しており、時期は明言できないが近い将来、必ずPDPのリアルHD化は実現される」という頼もしいコメントが得られた。
参考:西川善司の大画面☆マニア 第38回
今現在のプラズマ画質に満足して買う分には問題がないと思います。
でも、俺は、今のプラズマ画質じゃイヤなんだよね。
1年くらい様子を見るつもりで、新しいテレビを買おうと思ってはいるんだけど……
果たして、1年後に生き残っているのが液晶なのか、プラズマなのか、はたまた新規格のSEDが市場を席巻しているのか、アメリカ帰りのリアプロがブームを巻き起こしているのか、非常に楽しみではあります。
なんにしても、競争が激しいってのはいいよね、見てて面白いし。
そんなわけで、このソニーの地上波デジタル対応ハイビジョン「KD-36HR500」への憧れを見事に切り捨ててくれるのは、どんなテレビなのか、1年後が楽しみでありますよ(*^ー゚)ノ
補足:
SEDという新規格が素晴らしいとのことなんだけど、すでに、このSED規格には色々とあるみたいでして……
参考:SEDの試作機展示は詐欺同然?
参考:「SEDパネルはCRTの画質を超えられない」
この山形大の教授は、プラズマが液晶に駆逐されると断言してますね。
参考:有機EL最新情報、エプソンが40インチディスプレイを開発
