●便器の中で遊んでなさい。
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中国発、子供を便器に入れて遊ばせる親
西安市の南部郊外にある入浴用品店で、生後約半年ほどになる可愛い男の子が新しい便器の中に静かに座っている。
父親がサンプル用に展示している便器を見つけ、子供を涼しませるために便器の底にビニール袋を敷いて座らせたのだ。
子供はいらいらして泣き出しても、別の便器に交換するとすぐに泣き止んだ。
(以上、中国情報 hellonaviより)
お盆休みもいよいよ佳境の今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
うちはですね、今年のお盆は例年になく特別なお盆でありまして、親戚一同が大量に集結し、家の中がゴチャゴチャともうね、まるでバクダッドのごとく悲惨極まりない状況にあったりします。
で、そんな特殊な状況下においても、真のエキスパートとは日常となんらかわりない動きを見せるわけで、まさに我が家のプロフェッショナルベイビー、弟の娘(2歳)はなんら通常時と変わらぬ破壊活動を続けるわけであります。
このニュースの赤ちゃんのようにですね、便器を与えておとなしくなってくれるんだったら便器の一つや二つ、TOTOから取り寄せてやるんですけどね、弟の娘(2歳)はそんなもんで大人しくなるようなヤワな神経を持ち合わせてはいないのです。
コトの起こりは、今朝九時。
昨夜もPSOでヴァリヴァリ全開で盛り上がった俺はですね、事前に親戚一同が大挙して攻め入ってくるとの情報をつかんでいるにもかかわらず、まだまだ夢の中でグッスリピーの状態だったわけですよ。
それが、なぜか、すでにうるさい。
夢の中にいるわけですけども、枕元ではバッサバッサと紙をばらまくような音が鳴り響き続けているわけでね、どこかで聞き覚えのある音であり、非常に不穏な空気を感じ取った俺はガバッと起きたわけですよ。
にっこり。
俺の姿を確認しやがったヤツは、振り向きざまに天使の笑顔を向けてくるわけですけどもね、その周囲には無情にもばらまかれた書類やら本やらが死屍累々。
まさに、悪鬼の所行。
お前な、確かに俺の部屋には鍵はかかってないし、書類の整理整頓などもね、確かにしてない俺が悪いのですが、部屋に安心して置いておけないというこの状況、一体どういうことでしょうかと俺は思うわけであります。
朝起きて、部屋の中には書類が散乱している光景なんて、見たくもないわけですよ。
ばらまかれた書類の上には仁王立ちする弟の娘(2歳)。
にっこり。
ヤツはね、もうね、俺の呆れた感情もどこ吹く風でありまして、遊び相手が見つかったことを喜んでいるのか、手にもった「北斗の拳」と「漂流教室」のコミックを勢いよくぶん投げましてね、俺の前によたよたと走ってくるわけですよ。
でもって、両手を伸ばして、んーっ! んーっ! と唸るわけでね、もうね、俺、起きたばっかりですよ?
朝起きたばっかりなのに、どうして抱っこをせがまれなければいかんのでしょうか?
もうね、シラネ。
俺は弟の娘(2歳)を無視して再び布団に横になって夢の中へ落ちていこうとするわけですけども、
ガン!
とね、頭に何かが落ちてくるわけですよ。
ガンガン頭に何かが落ちてくるわけですよ。
目を開けると、目の前には「デビルマン」。
もうね、俺はね、ため息しか出ませんね。
俺の本棚メチャクチャですか、そうですか。
うあーっと勢いよく上半身を起こして、両手を前に伸ばし、弟の娘(2歳)を追いかけ始めるわけですけどね、もう俺の突然の行動にワケがわからない顔をしていた弟の娘(2歳)も、すぐに事情を察したのか、俺から逃げ始めまして、キャッキャキャッキャ笑い出すわけですよ。
でもって、足下には書類の山ですよ。
お盆休み初日にだらだらーっとすごして昼間からPSOでもやっちゃおうかなーなんて思っていた矢先に、教育委員会にあげるレポート書けとのメールが入ったんでしょうがなくやっつけ仕事でまとめたレポートがホチキスで留めてあったのにバラバラになっている上を自分で踏みつけてしまったとき、俺はもうキレたね。
もうね、ムキになって弟の娘(2歳)を追いかけてですね、後ろからとっつかまえて、勢いよく階段を下りてブゥーンブゥーンと怒鳴りながら空中で振り回してキャッキャキャッキャと笑いまくる弟の娘(2歳)のゴキゲンをとりながらリビングへ向かっていくわけですよ。
「ブゥーンブゥーンヒュルヒュルヒュル~敵機襲来敵機襲来行くぞー行くぞー弟の娘(2歳)行くぞーズバババババババババババドンドンキューンうわー危ない危険だ逃げろーメッサーシュミットキター!ヤヴァイヤヴァイゾ追いつかれる死ぬマジで危ないうわー弟の娘(2歳)ヤバーい落ちるーズバババババババババババドンドンキューンブゥーンブゥーンダダダダダダダダダダダダ……」
リビングには、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんおじいちゃんおばあちゃんおじさんおばさん親戚の姉ちゃん兄ちゃん家族以下一同親族郎党がすでに集まっておりまして、
みんな喪服で正装しているにもかかわらず、俺はヨレヨレのTシャツと、パンツ一枚、手には弟の娘(2歳)、ついさっきまで怒鳴るように謎の実況をしていたわけで……。
思い沈黙に包まれたリビングの真ん中で、俺は泣いたね。
