●日本版「スパイダーマン」DVDボックス化!
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1978年、東映がアメリカ・マーベル・コミックスの『スパイダーマン』を完全実写化。
CGなど全く無かった時代に、ビルの壁を登り、天井を這う「蜘蛛男」を完璧に再現。
その生身による日本版・スパイダーアクションは、原作者スタン・リーを唸らせ、本家・アメリカ版も影響を受けた程。
しかも、日本版スパイダーマンは、巨大変形ロボット[レオパルドン]が東映特撮番組史上初登場!
現在では当たり前の、等身大ヒーローが巨大ロボット[レオパルドン]に乗り操縦するという戦隊ヒーローの原型を生み出した。
アメコミ特有のライブ感と実写のリアル感を大胆に融合させた東映オリジナル特撮ヒーロー作品『スパイダーマン』。
『スパイダーマン2』公開に合わせ、封印されていた日本版『スパイダーマン』が待望の全話初ソフト化解禁となる!
(以上、東映ビデオ特設サイトより)
はいはいはい、そういうわけで、ついに来ましたやってきました!
まさにこれぞ元祖実写版なわけでして、ハリウッドのなんて実はニセモノ、パクリもの!
元祖はこっちです、こっちが真の元祖ですよ!
いやまぁ、別にどちらもきちんと版権取ってやってるわけですからね、別にパクリとかそういう次元の問題ではないのですが……
この日本版スパイダーマンはですね、確かに世界初の実写版スパイダーマンであり、見て頂ければ分かるように、ハリウッドのコスチュームデザインなどにも影響与えまくりの、実はスパイダーマン史上超重要な作品なんですが、それだけではないのです!
日本のスーパー戦隊のストーリーフォーマットであり、演出の基礎を作り上げたのも、実はこのスパイダーマンだったのです!
スーパー戦隊……ようするに、五人くらいの若者が、スーパーヒーローに変身して、悪の帝国と巨大ロボットに乗り込んで戦うというね、まぁようするに東映のナントカ戦隊うんたらレンジャーってヤツです。
まず、スーパー戦隊として思い浮かべるものとして、ゴレンジャーってありますよね?
そう、確かにゴレンジャーは五人組が変身して、悪と戦うというスーパー戦隊の基礎を描いた作品なわけで、そういう意味では元祖と呼べるかもしれません。
しかし、ゴレンジャーには決定的に足りないものがあるのです。
それは巨大ロボットの不在。
ゴレンジャーには巨大ロボットが存在しないのです!
ゴレンジャー、ジャッカーと石ノ森原作の戦隊ものには巨大ロボットが登場せず、まだまだスーパー戦隊黎明期だったんですね。
そこに登場したのが日本版スパイダーマン。
別名、一人戦隊スパイダーマンと言われるほど、現在見られるスーパー戦隊のエッセンスを多分にふくんでいる作品でした。
なにせ、日本版スパイダーマンにはレオパルドンという巨大ロボットが登場するのです。
スパイダーマンがロボットに乗り込んで戦うなんて、一体ナニを考えて映像化したのか、未だによく分かりませんが、当然、ロボットは原作には存在しておりません。
しかしですね、確かにこの謎の巨大ロボットがスパイダーマンに登場したことによって、以降のスーパー戦隊ものには、必ず巨大ロボットが登場し、
怪人登場→悪さする→倒される→巨大化→ロボットで戦う
このスーパー戦隊ものの黄金パターンが構築されはじめていくのです!
その後、スパイダーマンの精神は、バトルフィーバーJへと受け継がれ、以降は皆さんもご存じの通りたくさんのスーパー戦隊が誕生していったのです。
このように、日本版スパイダーマンというのは、単体の作品としてとらえると、単なるマニアックな作品でしかないのですが、ゴレンジャーから続くスーパー戦隊の流れの中においてみると、実は影響の大きな重要な作品であることが分かるかと思います。
ただまぁ、確かにスーパー戦隊ものの黄金パターンを構築したのがスパイダーマンであることは間違いないのですが、悲しいことにスパイダーマンは一人です。
そのため、与えた影響は大きいものの、スーパー戦隊として分類されることは永久にないでしょう。
そんなわけでして、日本版スパイダーマンはスーパー戦隊を語る上では絶対に外せない存在でして、興味のある方はぜひぜひ見てみてください。
最近は近所のTUTAYAのDVDコーナーがものすごい勢いで拡充していますので、俺はレンタルされるのを楽しみに待っておりますですよ~(^-^)/
